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後期高齢者へのグループインタビュー

 弊室では75歳以上の後期高齢者へのグループインタビューも行っている。必要によっては80歳以上というケースもある。80歳を超えるグループインタビューやアンケートなどの調査はリクルートから、調査設計、実施手順(体調管理も含め)まで、一般の方への調査とは違ったさまざまなノウハウが必要となる。

 先般も70代後半から80代にかけてのテレビCM視聴についての記憶力、注意力について調査を行った。実際にテレビCMを見てもらい、直後にアンケート、聞き取りを行い、しばらくして、更に同じ内容を繰り返す。そうすることで、CMの中でどの部分に関心があり、どの部分をどのくらい記憶しているかが明らかになる。

モデレーターがシニアの視点で問いかけながら深層の意識を引き出す

モデレーターがシニアの視点で問いかけながら深層の意識を引き出す

 最近のシニアは全般に若々しい。とくに女性はファッション、お化粧で印象が大きく変わる。70代前半の女性となると、シニアというのもはばかられるようなイメージの方もおられる。ただ、外見の若々しさと記憶力、注意力については必ずしも比例するものではない。シニアへのコミュニケーションには意外なところに穴やギャップがある。

 弊室ではグループインタビューのためにインタビュールームと60インチクラスの大型モニターを備えたモニタールームをテレビ会議システムで繋いでいる。インタビュールームではできるだけパネラーから日常に近い状態で意見をお聞きできるよう、モニタールームでは大型モニターに映し出されるパネラーの表情を見ながら、クライアントの皆さまとマーケターが検討しながらモデレーターにすぐに指示が出せるようにしている。

大阪オフィスのインタビュー、モニタールームとリラクゼーションスペース。東京にも同様の設備がある(リラクゼーションスペースは大阪のみ)

大阪オフィスのインタビュー、モニタールームとリラクゼーションスペース

 インタビュールームにも大型のモニターを用意し、テレビCMや調査サンプルをご覧いただきながらのインタビューもできる。東京、大阪を繋いでのインタビューも可能だ。高齢者の方の負担を少しでも減らすために、待ち時間や休憩時間に靴を脱いで、ゆっくり寛いでいただけるリラクゼーションスペースもある。

 アンケート調査についてはネットを利用したアンケートに加え、ネットを使えない高齢者については家族支援システムを導入し、ネットを使えない高齢者に対しても遠隔、スピーディな調査ができる体制を整えている。さらに、場合によっては調査員が直接、パネラー宅に出向いて聞き取りを行うなど、さまざまな方法を使ってシニアに対するコミュニケーションギャップを発見し、それを補う手立てをご提案している。

 製品開発から現在の販促手段、表現戦略の検証まで、シニアの皆さんに直接お聞きすることで多くの事実や仮説を得ることができる。ますます若くなる企画世代とターゲットとなるシニア世代のギャップを埋める意味でも、シニアの声を直接聞くことが欠かせない。

     株式会社日本SPセンター シニアマーケティング室 倉内直也

<シニアマーケティングに関するお問い合わせ>こちらのメールアドレスにお気軽にご連絡下さい。

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